6月6日の日記
2005年6月5日日本選手権予選に向けて各地のメタゲームを考えてみようかと。
・ 日本選手権中部地区予選
各デッキの割合(自分で分けたので多少ちがうかも)
緑単 9
青単 6
緑トロン 6
赤単ビート 4
赤単ランデス 4
青単トロン 3
赤緑ビート 3
赤単バーン 2
黒単コントロール 2
黒単ネズミ 2
緑黒デスクラウド 2
緑黒ノンクラウド 2
青緑コントロール 1
青緑ビート 1
白単ウィニー 1
神話 1
その他 7
大きく分けて4つのデッキがしのぎを削っている。
一つは緑単
緑単色とは言ってもほとんどがタッチで1,2色ちりばめていて、メタゲームに合わせてサイドボードから数枚のカードを使い勝率を上げている。中部地区予選で多少タイプが異なるがベスト8に3人ほど残っている。
基本的な勝ちパターンは《桜族の長老/Sakura-Tribe Elder》や《木霊の手の内/Kodama’s Reach》でマナブーストを行い、《すき込み/Plow Under》で足をとめ、《創造の標/Beacon of Creation》で大量のトークンで殴り勝つか、大量の装備品を用いて弱いクリーチャーを強化して殴り勝つという物である。
二つめは青単
青単は2種類に分けることができる。一つはトロンランドを使うタイプ。もう一つは使わないタイプだ。中部地区予選では前者が3人、後者が7人ほど参加しているが、前者のトロンランドを使う方が勝ち組となり、ベスト8に2人残っている。しかし後者は一人も残っていない。この差はなんだったのだろうか?
一つの要因として《残響する真実/Echoing Truth》があげられる。トロンランドを使うタイプではサイドボードに《残響する真実/Echoing Truth》が入っているが、トロンランドを使わないタイプには《ブーメラン/Boomerang》が入っており、《残響する真実/Echoing Truth》が入っていない。ここまで緑単が多かったメタゲームではこの差が出たのでは無いだろうか。
基本的な勝ちパターンは前者の場合、前半はカウンターで場を押さえ、後半はトロンランドの大量のマナで《精神隷属器/Mindslaver》や《威圧の杖/Staff of Domination》でアドバンテージを取り、《曇り鏡のメロク/Meloku the Clouded Mirror》や《トリスケリオン/Triskelion》で殴り勝つというもの。
後者の場合、前半はカウンターで場を押さえるのは一緒だが、《尖塔のゴーレム/Spire Golem》や《ヴィダルケンの枷/Vedalken Shackles》でより場を有利にすすめる。後半は《呪師の弟子/Jushi Apprentice》を用い手札の維持をし、《曇り鏡のメロク/Meloku the Clouded Mirror》や《隠れ石/Stalking Stones》で殴り勝つ。
三つ目はトロン(この場合は《歯と爪/Tooth and Nail》で大型クリーチャーを持ってくるものをトロンとした。)
参加者数は6人で会場の1割弱ほどの人数しかいないが、ベスト8に2人も残っている。そのことからわかるように回ったときの爆発力は強い。
サイドボードの《春の鼓動/Heartbeat of Spring》は相手がいくら展開されようが《歯と爪/Tooth and Nail》を通してしまえば勝ちということなのではないだろうか。また、《落葉の道三/Dosan the Falling Leaf》は対青には《すべてを護るもの、母聖樹/Boseiju, Who Shelters All》よりもカウンター対策として上手く働いてくれていると思う。
勝ちパターンは《桜族の長老/Sakura-Tribe Elder》、《刈り取りと種まき/Reap and Sow》、《森の占術/Sylvan Scrying》で安定してトロンランドを集め、その大量のマナで《精神隷属器/Mindslaver》で場や手札をぼろぼろにしてアドバンテージを得るなどして、《歯と爪/Tooth and Nail》から大型のクリーチャーを場に出して勝つというものである。
四つ目は赤単
いくつかのタイプはあるが「赤単」としてまとめると会場内では一番多いデッキタイプである。しかしながらベスト8には一人も残っていないのはなぜだろうか?これに関しては「憑いていなかった」と言うほか無いだろう。赤単も回ればすごい爆発力を持っていて、相手が何もできずに終わることもありえるほどだ。他のデッキを見ていても赤単に対する対抗策はこれといってされている感はしない。となると「憑いていなかった」としか言うほか無い。
勝ちパターンは大まかには一緒で、焼いて殴って勝つもしくはランデスで相手の足を止めて殴り勝つか焼き切るというものだ。
・ 日本選手権中部地区予選
各デッキの割合(自分で分けたので多少ちがうかも)
緑単 9
青単 6
緑トロン 6
赤単ビート 4
赤単ランデス 4
青単トロン 3
赤緑ビート 3
赤単バーン 2
黒単コントロール 2
黒単ネズミ 2
緑黒デスクラウド 2
緑黒ノンクラウド 2
青緑コントロール 1
青緑ビート 1
白単ウィニー 1
神話 1
その他 7
大きく分けて4つのデッキがしのぎを削っている。
一つは緑単
緑単色とは言ってもほとんどがタッチで1,2色ちりばめていて、メタゲームに合わせてサイドボードから数枚のカードを使い勝率を上げている。中部地区予選で多少タイプが異なるがベスト8に3人ほど残っている。
基本的な勝ちパターンは《桜族の長老/Sakura-Tribe Elder》や《木霊の手の内/Kodama’s Reach》でマナブーストを行い、《すき込み/Plow Under》で足をとめ、《創造の標/Beacon of Creation》で大量のトークンで殴り勝つか、大量の装備品を用いて弱いクリーチャーを強化して殴り勝つという物である。
二つめは青単
青単は2種類に分けることができる。一つはトロンランドを使うタイプ。もう一つは使わないタイプだ。中部地区予選では前者が3人、後者が7人ほど参加しているが、前者のトロンランドを使う方が勝ち組となり、ベスト8に2人残っている。しかし後者は一人も残っていない。この差はなんだったのだろうか?
一つの要因として《残響する真実/Echoing Truth》があげられる。トロンランドを使うタイプではサイドボードに《残響する真実/Echoing Truth》が入っているが、トロンランドを使わないタイプには《ブーメラン/Boomerang》が入っており、《残響する真実/Echoing Truth》が入っていない。ここまで緑単が多かったメタゲームではこの差が出たのでは無いだろうか。
基本的な勝ちパターンは前者の場合、前半はカウンターで場を押さえ、後半はトロンランドの大量のマナで《精神隷属器/Mindslaver》や《威圧の杖/Staff of Domination》でアドバンテージを取り、《曇り鏡のメロク/Meloku the Clouded Mirror》や《トリスケリオン/Triskelion》で殴り勝つというもの。
後者の場合、前半はカウンターで場を押さえるのは一緒だが、《尖塔のゴーレム/Spire Golem》や《ヴィダルケンの枷/Vedalken Shackles》でより場を有利にすすめる。後半は《呪師の弟子/Jushi Apprentice》を用い手札の維持をし、《曇り鏡のメロク/Meloku the Clouded Mirror》や《隠れ石/Stalking Stones》で殴り勝つ。
三つ目はトロン(この場合は《歯と爪/Tooth and Nail》で大型クリーチャーを持ってくるものをトロンとした。)
参加者数は6人で会場の1割弱ほどの人数しかいないが、ベスト8に2人も残っている。そのことからわかるように回ったときの爆発力は強い。
サイドボードの《春の鼓動/Heartbeat of Spring》は相手がいくら展開されようが《歯と爪/Tooth and Nail》を通してしまえば勝ちということなのではないだろうか。また、《落葉の道三/Dosan the Falling Leaf》は対青には《すべてを護るもの、母聖樹/Boseiju, Who Shelters All》よりもカウンター対策として上手く働いてくれていると思う。
勝ちパターンは《桜族の長老/Sakura-Tribe Elder》、《刈り取りと種まき/Reap and Sow》、《森の占術/Sylvan Scrying》で安定してトロンランドを集め、その大量のマナで《精神隷属器/Mindslaver》で場や手札をぼろぼろにしてアドバンテージを得るなどして、《歯と爪/Tooth and Nail》から大型のクリーチャーを場に出して勝つというものである。
四つ目は赤単
いくつかのタイプはあるが「赤単」としてまとめると会場内では一番多いデッキタイプである。しかしながらベスト8には一人も残っていないのはなぜだろうか?これに関しては「憑いていなかった」と言うほか無いだろう。赤単も回ればすごい爆発力を持っていて、相手が何もできずに終わることもありえるほどだ。他のデッキを見ていても赤単に対する対抗策はこれといってされている感はしない。となると「憑いていなかった」としか言うほか無い。
勝ちパターンは大まかには一緒で、焼いて殴って勝つもしくはランデスで相手の足を止めて殴り勝つか焼き切るというものだ。
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